「データが正しい。数字は嘘をつかない」
僕はずっとそう信じていました。
起業を目指していた頃、セミナーで聞いた数字を鵜呑みにしていました。「市場規模○兆円」「成功率○%」「この方法で月収○万円」。
そういった数字を根拠に500万円を投資して、見事に全部溶かしました。
「正しそうな数字」に振り回された日々
数字って、並べられると説得力があるんです。
「日本人の平均年収は○○万円」と言われると不安になる。「この投資の利回りは○%」と言われると飛びつきたくなる。「成功者の○%がこの習慣をしている」と言われると真似したくなる。
でも、冷静に考えると、その数字がどこから来たのか、どういう条件で出た数字なのか、僕はほとんど確認していませんでした。
数字そのものは嘘をつかないかもしれない。でも、数字の「見せ方」は、いくらでも操作できる。
僕が500万円を失ったのは、数字に騙されたからではなく、数字の裏を自分の頭で考えなかったからでした。
数字よりも大切だったもの
メンターの松田悠玄さんに出会って、僕の価値観はひっくり返りました。
メンターは、数字やデータの話はもちろん大切ですが、マインドセットが何より重要だとおっしゃいます。
また「自分の感覚を信じなさい」ということを教えてくださいます。
最初は戸惑いました。感覚なんて曖昧なものを信じていいのかと。
でも、考えてみれば、僕が失敗したときも「なんか違うな」という感覚はあったのです。それを「でもデータがこう言ってるし」「みんなやってるし」と無視した結果が、500万円の損失でした。
直感は、潜在意識からのメッセージ
ひまわりさんのアルファソートを学んで気づいたのは、直感とは潜在意識からのメッセージだということです。
頭で考える情報は、他人から与えられたものがほとんどです。
でも、「なんとなくこう感じる」「理由は分からないけど引っかかる」という感覚は、自分の内側から湧いてくるもの。
その声を聴けるようになったとき、僕は初めて自分の人生を自分で選べるようになりました。
数字を否定しているわけではない
誤解しないでほしいのですが、僕は数字やデータそのものを否定しているわけではありません。
知識として知っておくことは大事です。
ただ、最終的な判断を数字に委ねるのか、自分の感覚に委ねるのか。その違いが、人生を大きく分けると実感しています。
もしあなたが今、誰かが見せてくる「正しそうな数字」に振り回されて苦しいなら、一度立ち止まって、自分の胸に手を当ててみてください。
あなたの中にある感覚は、どの数字よりも正確に、あなたの進むべき道を知っています。