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日曜の夕方。
スーパーの駐車場で、カートを押しながら、 頭の中で上司の声が再生されました。
「はい、あとはよろしく」
会社を辞めて、半年経った頃です。
もう二度と会わない人なのに、 はっきりと聞こえました。
牛乳とキャベツをカゴに入れながら、 どうやって上司の考えを改めさせようかなどと、僕は一人で考えていました。
誰もいない、駐車場で。
「家賃、もらってます?」
どん底の頃、メンターの松田悠玄さんにこの話をしたことがあります。
こう言われました。
「その人、頭の中に何年住んでるんですか」
「家賃、もらってます?」
「えっと…」言葉が出ませんでした。
一番いい部屋を、ずっと無料で貸していたんです。
しかも僕は、追い出そうとするたびに、 その人のことを考えていたことがわかりました。
追い出そうとするほど、居座る。
そういう仕組みになっていたんです。
会社は辞めたのに、物差しを持っていたのは僕の方でした
嫌いでたまらない上司でした。
「どうやって言い負かしてやろうか」と怒りで頭がいっぱいでした。
そこで気づいたんです。
僕を苦しめていたのは、「上司たるもの、こうあるべきだ」という自分の物差しで、相手を採点し続けていたことでした。
会社は辞めた。
名刺も捨てた。
制服も返した。
僕自身が相手を裁く物差しを捨てきれていなかった、僕は自ら上司に会いに行っていたんです。
ひまわりさんの言葉を聴いていると、 その物差しは少しずつ薄くなっていきました。
正直に書きます
聴いた翌日に、嫌な人が消えることはありません。
僕も、数ヶ月かかりました。
やることは、ただ流して聴くだけ。簡単ですが、地味です。
でも気がつくと、上司の声は聞こえなくなっていました。
最後に
振り回されるのは、あなたが弱いからじゃありません。
あなたは、何年も毎日、その人と戦わなければいけないと思っていただけなんじゃないでしょうか。
他人はこうでなければならないという、あなた独自の物差しを握りしめていただけなんです。
人間なんて、そんなもんさ。
意識のチャンネルを変えてみる。
まずは、そこからでいいんです。